MBAにまつわる誤解とは?

今回はMBAにまつわるよくある誤解についてお話します。

  

MBA≠経営者養成学校

  

特に日本においては「MBA=経営者養成学校」というレッテル貼りが広くなされている様に思います。しかし、個人的な意見からすると、これは完全なる誤解です!

  

「MBA=経営者養成学校」という 誤解に基づくMBA批判としては、「MBAになんか行かなくても起業家になれる!」、「MBA出身者による起業事例が少ない!だからMBAは不要!」といったものです。こうした批判はそもそものMBAの本質に対する誤解に起因していると思っています。

  

MBAはMaster of Business Administrationの略で、これを日本語訳すると「経営(管理)大学院修士」となります。この日本語訳の「経営」という言葉が「事業経営」を想起させるのでしょう。しかしながら、実際のMBAプログラムで学べる内容は非常に多岐に渡っており、起業を含む「企業」経営に関する授業はごく一部です。むしろ、投資銀行やPE・VCそしてアセットマネジメントの人気の高さを反映して、ファイナンス系の授業の人気が高い印象を受けます。最近では、マシーンラーニングやプログラミングの授業も充実しており、日本語的な「経営」の範疇にとらわれない広い領域の知識を得ることが出来ます。

  

MBA志望者は安定志向?

  

そもそもStanfordは別として、ほとんどのMBAは起業家養成機関として自身をブランディングしておらず、起業を目的にMBAを目指す学生も多くありません。以前の投稿の通り、卒業生の殆どが一般大企業に就職していきます。MBAとは世間一般のイメージとは違い、「リスクアバース(リスク回避的)」な選択肢だと個人的には思います。大企業での出世という安パイを目指す場合に、有利に働く場面が多いからこそ、皆MBA取得に尽力するのです。

  

事実、Association of International Graduate Admissions Consultants (AIGAC)が2018年に実施した調査によると、48%の志望者が「現在のキャリアの進展」を目的にMBA取得を志しており、リスク選好の人間だけがMBAを目指すわけではないことが示されています。

  

起業を目指すならMBAより今すぐ起業!

  

前回の記事でもお話しました通り、MBA取得にはお金がかかります。海外にてMBA取得を志すとすると、機会損失を含めて約5,000万円要します。本当に起業をめざすのであれば、MBA留学などせずに、実費部分だけの2,000万円を手元に残して起業資金とした方が、MBA留学にいくよりも成功確率は高まるのではないでしょうか?

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MBA STORIES

MBA STORIESは、MBA留学生・経験者と留学志望者を繋ぐ、『共有型メディアプラットフォーム』です。これまで個人ブログで行われていた「留学生の体験や想いの共有」の機会を、そして属人的で断片化していた「MBA情報取得の効率化」の機会を、共通のプラットフォームで提供します。

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